ホルモン療法は怖くない!上手に使って楽に更年期を乗り越えよう

ホットフラッシュ・原因不明の持続する倦怠感・イライラ・耳鳴り・めまい…など、心身問わず、ありとあらゆる症状が出ることで知られている「更年期障害」。
知らないうちに更年期を過ぎていた、という方も中にはいらっしゃいますが、ほとんどの方は多かれ少なかれ何らかの不調を感じているのが実情です。

自分自身がその年代にさしかかったら、もしかしたら悩むことになるかもしれない更年期障害ですが、適切なホルモン療法を受けることで緩和されることがあるのをご存知でしょうか。

もしかしたら、ホルモン療法という言葉に抵抗感を抱いている方もいるかもしれません。

生物学的に見て、誰しも歳を取る事によって様々な「機能」が衰えていくのは自然なこと。それに逆らう治療をすると「身体に害があるのでは」、もしくは「いつまでも若さに固執しているのもどうかと思う」というような様々な葛藤があるからなのではないでしょうか。

またホルモン療法を受けることによって起きる可能性のある副作用を恐れて、という方もきっといらっしゃることでしょう。

ホルモン療法は、基本的には婦人科での治療がメインとなります。
今まで罹患した病気や既往症について、また、どのような状況に悩んでいてどう改善したいか、そのようなことを医師と相談して治療方法を決めていくことになります。

気をつけなければならないのは、女性ホルモンに関連する子宮がん・卵巣がん・乳がんといった病気を経験した方は、再発する可能性が否定できないため基本的には受けられないということ、ホルモン治療を受けた女性全員に必ずしも有効ではないということを理解する必要があります。

実際のホルモン治療は、主に腹部に女性ホルモンがあらかじめ塗布されている「パッチ」を貼る治療となることが多いのですが、肌が弱くてかぶれやすい方などは、ゼリー状の薬に変えてもらったりすることも可能ですよ。

治療を開始してからは大体3ヶ月毎くらいに受診して、副作用がないかどうかのチェックをしてもらって、薬を処方してもらうようになるでしょう。

ホルモン療法を上手く取り入れると、個人差はありますが、更年期に起きる「ホルモンバランスの変化」と「体調の乱れ」を上手く抑えられるかもしれません。
信頼できる婦人科医師に相談し、定期的な検査を受けながら適切なホルモン治療を受け、楽に更年期を乗り越えるのも現代を生きる女性の特権なのではないでしょうか?